【櫛田育良の言葉/全中より】「いいライバルで仲間」同じ所属の島田、柴山と最終組

フィギュアスケートの全国中学校大会(2月5~7日、長野市ビッグハット)で、櫛田育良(15=京都・宇治中3年)が女子2位となりました。

フリーでは最終組で同じ木下アカデミー所属の島田麻央、柴山歩と競演しました。春からは高校生。ショートプログラム(SP)、フリー後の取材で、将来の夢などを口にしました。

フィギュア

〈全国中学校大会:女子シングル2位〉

全中女子シングル上位成績


順位選手SPフリー合計
1島田真央70.55126.51197.06
2櫛田育良65.42120.26185.68
3中井亜美66.40117.91184.31
4柴山歩 65.29116.74182.03
5和田薫子58.51116.12174.63
6村上遥奈57.11106.12163.23
全国中学校大会の女子で2連覇した島田麻央(中央)と2位の櫛田育良(左)、3位の中井亜美

全国中学校大会の女子で2連覇した島田麻央(中央)と2位の櫛田育良(左)、3位の中井亜美

「全日本でのいい結果が自信に」/SP3位(65・42点)

――SPを終えて

櫛田 今回のショートはトリプルルッツ-トリプルトー(ルッツ-トーループの連続3回転)が、いつもの練習とかより、とても質の良いジャンプができたのでうれしいのと、トリプルループが少し詰まってしまったのが悔しいです。

――緊張は特になく

櫛田 はい。

――ルッツ-トーループの連続3回転は、6分間練習のほとんどを使ってチェックしていた

櫛田 ルッツトーは練習の時はトリプルルッツのエッジエラーがつかないようにやっていたんですけれど、本番ではルッツトーを、ちゃんと成功させる気持ちでやっていました。

――エッジエラーの改善をテーマに取り組んできた

櫛田 はい。

――他には

櫛田 他はスピンと最後のトリプルループを全部できるようにすることと、ステップで大きな動きをして「フラメンコの世界観を出せたらいいな」と思ってやっていました。

SPで演技する櫛田育良

SPで演技する櫛田育良

――ステップはものすごくエッジも深かった。思うようにできたか

櫛田 はい。

――スケーティング、表現を楽しんでいる

櫛田 はい。楽しいです。

――どういうところを心がけて、表現やスケーティングに取り組んでいる

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。