【ステファンの言葉】コーチが語った宇野昌磨V2の舞台裏、そして次なる挑戦

ステファン・ランビエル・コーチ(37)が、教え子を称賛しました。

宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が日本男子初の2連覇を達成。21日の公式練習中に右足首を負傷するアクシデントを乗り越えましたが「実は先週も痛めていました」と師は明かし、その逆境でも偉業を成し遂げた宇野を「そばにいられて光栄」と褒めちぎりました。

自身も05年から世界選手権を2連覇していますが「ショウマも2度目の世界王者に。私の次の挑戦は、彼が私を超えること」とV3に期待しました。喜びのコメントを「ステファンの言葉」としてお届けします。

フィギュア

〈フィギュアスケート:世界選手権〉◇25日◇さいたまスーパーアリーナ◇男子フリー

演技を終えステファン・ランビエルコーチ(右)と抱き合う宇野

演技を終えステファン・ランビエルコーチ(右)と抱き合う宇野

「かなり厳しい状況から…私はとても幸せなコーチ」

(演技を終え、戻ってきた宇野を抱きしめる)

「ワンダホー」「ワンダホー」「ワンダホー」「ワンダホー」「ワンダホー」

(表彰式の後、報道陣の取材に応じる)

――おめでとうございます。いくつか質問させていただきます。今日の昌磨選手の活躍を、どのように感じてましたか

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。