【三原舞依の言葉/今季を終えて】飛躍もたらした思考「毎日を楽しく生きよう」

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」は16日、東京体育館で最終日を迎えました。

エキシビション前には女子で今季グランプリ(GP)ファイナル優勝と躍進した三原舞依(23=シスメックス)がシーズンを振り返り、来季に向けての決意を語りました。

「三原舞依の言葉」として、お届けします。

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月16日◇東京体育館

三原舞依エキシビギャラリー

【女子SP成績】


順位名前女子SP
1イ・ヘイン(韓国)76.9
2坂本花織(シスメックス)72.69
3イザボー・レビト(米国)71.22
4マデリン・シーザス(カナダ)69.76
5三原舞依(シスメックス)66.85
6アンバー・グレン(米国)66.55
7キム・イェリム(韓国)62.65
8リア・セルナ(フランス)60.18
9アンナ・ペゼッタ(イタリア)56.13
10ロリーヌ・シルト(フランス)55.72
11サラ・モード・デュピュイ(カナダ)54.31
12ララ・ナキ・グットマン(イタリア)51.12

【女子フリー成績】


順位名前女子フリー
1イ・ヘイン(韓国)148.57
2坂本花織(シスメックス)145.75
3キム・イェリム(韓国)143.59
4イザボー・レビト(米国)142.65
5三原舞依(シスメックス)131.21
6アンバー・グレン(米国)128.46
7レア・セルナ(フランス)117.54
8ララ・ナキ・グットマン(イタリア)116.83
9マデリン・シーザス(カナダ)115.12
10ロリーン・シルト(フランス)114.28
11アンナ・ペゼッタ(イタリア)106.30
12サラ・モード・デュピュイ(カナダ)94.44
エキシビションで演技を披露する三原

エキシビションで演技を披露する三原

「イギリス大会と全日本が」

――今シーズンをあらためて振り返ってみて、気持ちはいかがですか

三原 いろいろな思いがあるんですけれど、本当に来シーズンに生かしていけるような経験であったり「ここをこうしたい」という課題が新たに見つかりました。新しいプログラムになっても自分の見せ場、盛り上げ方とか、今シーズン学んだものを、しっかりと詰めてできるようにしたいなと思います。

――今大会を振り返っていかがでしたか

三原 6年ぶりの国別対抗戦で、チームジャパンがハイテンションで皆さん盛り上げてくれたので、本当に楽しく期間を終えることができました。終わってしまうのがすごくさみしいんですけれど、まだまだレベルアップして、もう1度、この舞台に戻ってこられるように頑張りたいなと思います。

――多くの試合に出場した今季でした

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。