須賀和彦(37=茨城)が満面の笑みで引き揚げてきた。

準決9Rで同県土田栄二のまくりに乗って2着に入ると「作戦通り。別線の2人(村田瑞季、片桐善也)が強いから、逆に僕らに展開が向くと思っていました」と、してやったりの表情を見せた。

初日の予選4着後は「調子が上がらない」とトーンダウン気味だったが、一晩で普段の明るい茨城支部長に戻っていた。初日の後にギアを3・85から3・92に上げたことも功を奏したもよう。決勝も同県の若い2人次第では、直線で出番があるかもしれない。