A級1、2班戦では、吉田晏生(26=埼玉)の逃げっぷりが注目を集める。

徹底先行が実を結び、今節はデビューからおよそ2年を経て初の特選シード。初日特選9R7番車の欄に自身の名を見つけると、「今まで何度か、特選シードまでもう少しの競走得点だったことが。うれしい」と、この時ばかりはこわもての表情が緩んだ。

「こないだはタクト(中山拓人・121期A級1班)とギア倍数はあれがいい、これがいいと情報交換を」。若手がひしめく埼玉支部の一員として、他のホープと切磋琢磨(せっさたくま)しながら先行力を蓄えた。迎える特選は、同期で4車ラインを受け持つ斉藤楽との2分戦。「準決行きが決まっている点は大きい。しっかり出切れるよう頑張ります」。果敢な攻めを約束した。