川崎競輪場では、地震発生時刻の午後2時46分に東日本大震災の被災者への黙とうがささげられた。

 7年前のあの日、斎藤登志信は虫の知らせで難を逃れていた。「今日みたいな天気のいい日。仙台空港の先の海沿いの街道で練習していた。本当はもっと乗る予定だったけど、天気が悪くなったので切り上げて家に着いたら…。ざわっとしました」。後に走っていた場所が津波に襲われたことを知った。昨年は熊本地震の復興支援レースを制し「復興へのきっかけになれば」と語った斎藤。思いを胸に秘め、今日もペダルを踏み込む。