レーサーなら誰もが憧れる伝統の大会がいよいよ開幕! SG第66回ボートレースダービーが、22日から27日まで児島ボートで開催される。カウントダウン連載「ROAD TO ダービー」の第1回は大会の歴史や出場資格、女子選手について紹介する。

<1>大会の歴史 ボート界で最も伝統と権威のあるSG。その歴史は古く、第1回大会は53年に若松で開催された。第2回までは、現在のボートレースではあり得ない「8艇立て」で優勝戦が行われている。ちなみに第1回の優勝賞金は20万円だった。本年度は優勝賞金がアップして、昨年の3500万円から3900万円になった。

<2>出場資格 優先出場者は前年度のダービー優勝者。前年度のグランプリ優勝戦出場者。今年8月のボートレースメモリアル優勝者となっている。それ以外は18年8月1日から19年7月31日までの勝率上位者から選出される。今大会は桐生順平が、期間勝率8・29でトップ選出。初日12Rドリーム戦1号艇で登場する。

<3>女子選手 女子選手の養成が再開された80年以降では、90年に戸田で行われた第37回大会で、鵜飼菜穂子が女子選手として、初めてダービーに出場した。この節は2着2回、3着1回と健闘したが、無念の予選落ちとなった。今大会では寺田千恵、田口節子、長嶋万記、遠藤エミ、小野生奈の5人が出場。昨年は2人しか出場できなかったが、今大会は大幅に増えた。【古村亮】

※明日は大会総展望