山田竜一(48=東京)が、9日のレース中の事故で亡くなった松本勝也さんを忍んだ。

「まっちゃんの件がショックでね。1期違い(山田67期、松本68期)で、同じ歳。若いころには酒も飲んだし、いい人なのよ。悲し過ぎる。選手は(死と)紙一重なのをあらためて感じた」と胸の内を明かした。それでも、自らのレースは進行中。「もちろんファンの期待があるから一生懸命走るのが、おれらの仕事」と言葉を絞りだした。この日、準優次点と悔しい思いを味わったが、松本への手向け、走れる感謝を胸に今後も全力を注ぐ。