今年3回目を迎えたプレミアムG1ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)が、12月4日に鳴門ボートで開幕する。勝ち上がりシステムの4日間短期戦。今年はどんなドラマを見せてくれるのか。開幕直前の3回連載で注目選手を紹介する。第1回は昨年の覇者、寺田祥(43=山口)だ。

<注目選手(上)>

寺田が大会連覇に挑戦する。第1回覇者の田村隆信と昨年の寺田、2人の勝ち上がり共通点とは-。準決勝を3着で優出したこと、である。勝ち上がり方式のBBCは、決勝戦の枠番を抽選で決める。電光のあみだくじを引く選手たちの悲喜こもごもの表情を、ご記憶の読者もいるだろう。

寺田も田村もそこで1枠を引き当て、逃げ切った。「ツキがあった」。決勝戦後、寺田のちょっと照れ隠しの笑顔が印象的だった。今年の寺田も昨年と変わらず、記念戦線で大きな存在感を示し続けている。イン戦の強さだけでなく、展開をとらえるターンは、切れ味鋭い。

今月、三女空詩(くう)が129期生としてデビューした。親娘レーサーとして、記念レースを一緒に走るようになるのは先だろうが、寺田は強い父の姿を今大会も見せてくれるはずだ。【中川純】

◆寺田祥(てらだ・しょう)1978年(昭53)9月20日、山口・岩国市生まれ。ボート81期生として97年11月に徳山でデビュー、9戦目に初勝利。初優勝は99年7月の桐生で通算59V。SGは17年若松と20年下関のメモリアルを2度優勝。166センチ、52キロ。血液型O。

※明日は注目選手・中