西村光太(36=三重)が通算200勝を達成した。初日6Rは、同県の伊藤裕貴が目標だったが、久保田泰弘に粘られて連結を外してしまった。それでも、最後尾まで下げて2角まくりを決めた。「(伊藤)裕貴に悪いことをしたと思ったし、ほんまにごめん」とばつが悪そうにしていたが、予選の結果を受けて伊藤の準決進出が決まると、安堵(あんど)の表情を浮かべた。「(伊藤の弟の)稔真とも相性がいいし、兄弟にはお世話になりっぱなし」と感謝を口にした。準決11Rは、今度は伊藤成紀に前を託して決勝の椅子を狙う。