【山本幸史・ヤマを張れ スペシャル】
◆12R:決勝 「海の日決勝」の夜遊びは、この男で決まりだ。佐藤慎太郎がV差しを繰り出す。
初日特選、準決と新田祐大の後ろを回っての2着。初日は小原佑太が引っ張って新田が番手まくりという常にハイペースの3番手で続いた。これにはいつになく疲れた表情で「ダッシュで口が空いた時点で、足を削られてしまった。気合入れて練習しなきゃいけないな」と、真剣な表情を見せていたことが印象的だった。
ところが、準決では新田のバックまくりを追って2着。「初日よりは余裕があった」と表情は一変。差せなかったのは内の清水裕友の飛び付きを警戒したためだ。新田をかわす光明は差した。
鍵を握る新田は、日本選手権の前検で落車してからまだ2カ月余りとあって「体は日替わり。朝起きてみないと」と終始慎重なコメント。だが、佐藤は「けがをする前と踏み出しは全く変わらないし、今日(準決)も最後まで踏めていたよ」と言う。そして「だって、俺が抜けないんだよ」と笑わせた。新田の出来がいいからこそ、佐藤のVチャンスありとみた。
新鋭犬伏湧也の先制が濃厚。ただ、岩本俊介と山田英明はともに「後ろのために」の精神で早めに襲いかかる。単騎の森田優弥も「前回の決勝で失敗して後悔した」と、ビッグレース初の決勝で出し惜しみはしない。前団がもつれ、新田の半周まくりを、最後は佐藤が差し切る。
3連単(7)-(1)-(2)(5)(3)。高配当期待で(7)-(2)(5)(3)-(2)(5)(3)(1)。





















