121期のスーパールーキー中野慎詞(23=岩手)が、27日の小田原競輪F1最終日特選10Rで落車して負傷した。打鐘4角でバランスを崩して転倒し、肺挫傷、肺気胸、左第7肋骨(ろっこつ)骨折で40日間の治療が必要と診断された。

中野は16日(日本時間17日未明)にエジプト・カイロで行われた自転車競技ネーションズカップ第2戦の男子ケイリンで金メダルを獲得。今回の小田原は凱旋(がいせん)シリーズだった。競技は今後、6月にアジア選手権、8月に世界選手権が行われる。出場へ、回復が注目される。