大西祐(36=愛媛)が前場所の高知をまくりで制して勢いに乗っている。2場所前の四日市で取材した際には「競走が詰まっていて、十分な練習ができていないし、何とかしのいでいる感じ」と話していた。そこから高知までは約2週間空いて、練習と休養をバランス良くこなした。その結果の優勝だった。

「(選手会の)公務もあったけど、状態は良くなりました。特選は元同県で何度も連係している近藤(誠二)さんが後ろだし、間隙(かんげき)を突いて一撃を狙います」とアピール。決して侮れない存在になりそうだ。