【コロンバス(米オハイオ州)7日(日本時間8日)=佐藤成】日本代表はメキシコ代表戦から一夜明け、西部のオークランドから東部のコロンバスへチャーター機で移動した。9日(同10日)の米国代表戦へメディア公開はなくリカバリーと調整に集中。本大会を想定した連戦の2戦目に備えた。移動距離は約3000キロで時差は3時間。試合間隔は中2日。来年のW杯北中米大会本番以上に厳しい条件でホスト国との強化試合に臨む。
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日本(FIFAランキング17位)はメキシコ(同13位)に続いて強敵のW杯共催国・米国(同15位)とのテストマッチを迎える。
来年の本番ではありえない中2日の過密日程での対戦。森保一監督(57)は「W杯のシミュレーションも含め、あえて厳しい環境の中、2試合をやっていこうということ」と9カ月後の大舞台よりも過酷なスケジュールでチーム力を高める意図を説明した。
チーム内にもそのメッセージは伝わっている。メキシコ戦後にMF遠藤航主将(32=リバプール)は「個人的にはもう中2日だろうが、とにかく試合に出て高いパフォーマンスを維持するというW杯を見据える意味でも素晴らしいテストになる」と早くも次戦に照準を合わせていた。左ウイングバックで先発したMF三笘薫(28=ブライトン)も「時差もあってなかなか難しいですけど、これを全員が戦える準備をしていけばW杯に生きる」とうなずいた。
今度こそ勝利をつかむ。メキシコ戦では0-0で引き分けも、主導権を握るスタイルに確かな手応え。一方で勝ちきれなかった課題も浮き彫りになった。チャンスの回数、精度を上げることがカギとなる。米国戦は、W杯に照らし合わせると1次リーグの第2戦相当。前回のW杯カタール大会ではターンオーバーを敢行したコスタリカ戦で0-1の敗戦を喫した苦い記憶がある。
指揮官は米国戦の選手起用について状態の良いメンバーを優先し、入れ替えを示唆。三笘は「全員が準備して戦うことで、次の試合もいい内容で勝っていけるようになると思う」とチーム一丸で白星を目指す重要性を語った。

