唯一の大学勢・京都産業大学(京都)は横浜F・マリノスに1-2で逆転負けを喫し、16強入りを逃した。前半35分にU-21日本代表MF福永裕也が得点を奪ったが、後半に退場者を出し、2失点。2回戦の水戸ホーリーホック戦に続くジャイアントキリング達成とはならなかった。
率いる吉川拓也監督は「前半いい形で先制点を奪えて、我慢するところはしっかり我慢しながらというところで、ハーフタイムでも後半の立ち上がり10分だっていうところも話した中で、そこの10分が大きくゲームを左右したかなという風に思います。ちょっと受けてしまった」と悔しがった。
堂々と戦った。ほぼベストメンバーで臨んできた相手に、前半から互角の試合を展開する。すると、前半35分に水戸内定MF末谷誓梧が左サイドを突破すると、中で待ち構えた福永が左足で決めて先制。その後はやや押し込まれたが、1点リードで前半を折り返す。
後半から横浜は日本代表FW谷村海那やFWジョルディ・クルークス、DF鈴木冬一を一気に投入。勢いを増す中で京産大は落ち着いて対応。しかし、後半14分にゴール前でJ1清水エスパルス内定DF小野成夢が相手DFキニョーネスを倒して一発退場。直後のFKで追いつかれると、同23分にも失点を重ねて試合をひっくり返された。
10人の戦いを強いられ、5枚の守備ブロックで耐えてカウンターを刺す作戦で粘りを見せたが、あと1歩及ばなかった。
福永、末谷、小野以外にもJ2徳島ヴォルティス内定MF伊藤翼、J3のFW大阪内定DF滝口晴斗とタレントぞろい。2回戦で水戸に2-0で完勝した力は確かだった。
目標は16強としていたため、悔しさが残る敗戦となった。ただ吉川監督は「10人になってからも選手たちはアグレッシブに最後まで戦ってくれたので、選手たちはよくやってくれたんじゃないかなというふうに思います」とたたえた。
今大会は計88チームが参加。決勝は来年1月1日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われる。元日決勝は6大会ぶりとなる。



