FC町田ゼルビアがホームでアビスパ福岡に3-0と快勝し、2位に浮上した。右ウイングバックでフル出場した日本代表DF望月ヘンリー海輝(25)が1得点1アシストした。ヴィッセル神戸はアウェーでファジアーノ岡山を3-0で下した。エースFW大迫勇也(36)が2得点し、4位に順位を上げた。

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今の望月には迷いがない。しなやかさと鋭さ。恵まれた身体能力を生かした。前半22分、右からFWテテ・イエンギ(25)の頭へ先制点をアシストした。そしてゴールは後半31分。左からDF明本考浩(28)が折り返したパスに勢い良く走り込み、左足で決めた。

「アキ(明本)が突破すると信じていましたし、チームの共有としてあそこに入るっていうのはあったので。それを忠実にやった結果、僕はゴールを決めるだけでした」。15日のACL2でタンピネス・ローバーズ戦でも追加タイムの後半49分、思い切りのいい右足シュートで決勝点。敵地シンガポールから戻り、中2日の試合でも再現した。

以前ならスピードが上がれば、体をうまくコントロールできなかった。それが消えた。軽快にボールを浮かせて相手タックルをかわす場面すらあった。

同じ右DF中村帆高(29)がいることもあり、今季はサブに回ることが多い。それでも巡ってきたチャンスを生かし、直近の日本代表にも追加招集された。出場機会はなかったが「日本のトップ選手たちとプレーすることで、見て感じるものがあった。そこを常に意識しながらやっています」。大いなる刺激が望月の脳みそを動かし好調を支える。

黒田剛監督(56)が今季こだわる戦術は、左右ウイングバックがゴール前へ走り込み得点する形だ。それを実践する望月について「日常の競争が成長を促しているし、しっかりチャレンジしてくれているのが結果につながっている」と評する。

「もう目に見える結果が出てくれるのはシンプルにうれしい」。兄貴分のDF昌子源主将(33)から説教を受けていた姿はもう過去の姿。「どうっすかね、源君に聞いてもらえたらと思うんですけど、減ってるかなと思います」。記者を笑わせる受け答えも、すごく軽やかだ。【佐藤隆志】

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