リーグ首位の名古屋をけん引するMF中村直志(29)が17日、日本代表候補に選出された。名古屋からはGK楢崎正剛(32)とFW玉田圭司(28)も選出。3人で21日から3日間、首都圏で行われる強化合宿に参加する。驚異的な運動量と献身的な姿勢で中盤を引き締め、開幕らかピクシー名古屋の「ミスター・ハードワーク」とも呼べる働きを続けている中村に、吉報が届いた。今回は「候補」ではあるが、代表はオシム体制だった06年9月の西アジア遠征(アジア杯予選)以来約1年7カ月ぶりで、岡田体制では初招集。この日午前の練習後には「(選出は)ないでしょう」と話していたが、岡田監督から日の丸を背負うに値するプレーと評価された。選出を受けクラブを通じ「いつも通り、名古屋でやっているプレーを続けて、頑張ってきます」とコメントした。