東京の日本代表DF長友佑都(22)が、FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人のロベルト佃氏と契約を結んだことが2日、分かった。同氏は長友が師匠と仰ぐ日本代表MF中村俊輔(セルティック)らと契約する敏腕代理人。10年南アフリカW杯以降となる海外クラブ移籍を見据えた代理人契約とみられる。

 長友は昨年4月の日本代表候補合宿に初招集され、同5月24日コートジボワール戦で代表デビュー。同11月13日シリア戦では代表初ゴールもマーク。今年3月28日バーレーン戦でAマッチ通算10試合出場に到達するなど、岡田ジャパンの左サイドバックに定着している。特に中村俊にプレーについて細かいアドバイスをもらい、普段から国際電話やメールで叱咤(しった)激励されている間柄。欧州で活躍を続ける師匠・中村俊を慕い、ロベルト佃氏との代理人契約を決断したようだ。