ポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(41=アルナスル)が7日、代表チームから離脱した理由について声明を発表した。
ロナウドは9月27日のUEFAネーションズリーグでベンチ入りしたが出番は巡ってこず、その後の練習を欠席。SNSで「しかるべき時に、すべてのポルトガル人に真実を伝えさせてもらう」と投稿していた。
ロナウドは自身のインスタグラムに10ページにも及ぶ署名入りの文書を掲載した。
ロナウドはジョルジ・ジェズス監督が「私との約束を破った」と批判した。
「ノルウェー戦の昼食時にアシスタントコーチがテーブルに近付いてきて、監督が僕と話したがっていると伝えてきた。監督は『30分間プレーできるか?』とたずねてきた」「しかし、その後に起こったことはご存知の通りです。僕はハーフタイムにウォーミングアップを行い、時間が過ぎていくのをみていたけど、声がかかることはなかった。監督は約束を破った」
ロナウドは当初、リカバリーに充てる予定だったが、ジェズス監督の言葉を受けて準備を進めたという。それだけに裏切られたという思いにかられたようだ。
試合後の48時間後にジェズス監督と話し合い、この事態を収束するための合意に至ったという。記者会見で僕に話した真実を語ること、ロナウド自身が試合に出たいと要求したことはなく監督が提案したということ。そしてアップさせたのに試合に出さなかったことは間違いであり、2度と同じことをしないとメディアの前で誓うことだった。
だが、会見では合意した内容はまったく語られることなく、その態度も傲岸(ごうがん)不遜なものだったとロナウドは断罪している。「僕は2度に渡って約束を破られた」。だから代表チームから離脱したと「真実」を明かした。
また、ロナウドは25年ほどのキャリアにおいて、クラブや代表チームで監督の戦術や起用法について干渉することなく受け入れてきたという。「決断は尊重するが、約束を破られた時に自分の居場所はないと感じている」とした。
ジェズス監督の言葉に対し「信頼は完全に崩壊した」とまで言い切ったロナウドだが、「チームを離れるべきではなかった」「責任はすべて自分にある」とチームメートやサポーターに謝罪した。
そして「ポルトガルサッカー協会は私の行動について評価し、それに対して私を処罰しなければならないし、その処罰は軽減されるべきではない」とした。その上で「体調が万全でクラブでプレーし、幸いにもゴールも決めていられるなら、処分を終えた後も、これまで同様にチームメートとともに戦い、勝利するための準備はいつでもできています」と強調した。このまま代表から引退することは望まず、今後もポルトガル代表としてプレーする意向を示した。

