日本代表GK鈴木彩艶(23=パルマ)のフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が15日、破談になった。仏レキップ紙電子版が報じた。新たにイングランド・プレミアリーグのアストンビラから注目されているという。
同紙は「PSGは鈴木彩艶の代理人による手数料の要求が度々変わることにいら立ち、この日本人GKの獲得交渉を打ち切った。現在、アストンビラが獲得に名乗りを上げている」と伝えた。
さらに「PSGの熱意は冷めてしまった」とし、「2連覇中の欧州王者である同クラブは、鈴木彩艶の獲得にあとわずかとまで迫っていたが、土曜日(15日)にパルマのGKをめぐる交渉を最終的に打ち切った」という。
「その理由は、代理人が要求した手数料が次第に高騰し、ルイス・カンポス氏(PSGのスポーツ・ディレクター)やパリのクラブ幹部らがそれを高すぎると判断したためだ」と説明した。
日本代表GK(国際Aマッチ通算28試合出場)が所属するパルマとPSGとの間で3500万ユーロ(約64億8000万円)規模の移籍合意がまとまりかけていたものの、この取引は結局断念された。これは最終的にレアル・マドリードへ移籍したコートジボワールのヤン・ディオマンデの件でも同様の事態が起きていた。
PSGには依然として複数のGKが在籍しており、その中には現在の正GKであるロシア人のマトベイ・サフォノフや、控えのルーカス・シュバリエも含まれているが、シュバリエの退団の可能性は依然として極めて低い。
一方、鈴木については、GKエミリアーノ・マルティネスの退団が濃厚となった場合、アストンビラから獲得のオファーを受ける見通しだ。(松本愛香通信員)

