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体協が八戸市に09年スケート国体開催要請

 2009年の第64回冬季国体スケート、アイスホッケー両競技会が予定期日まで1年あまりになっても開催地が決まっていない問題で、日本体協は17日、青森県八戸市で開催するよう文部科学省とともに同県などに19日に正式要請することを明らかにした。

 日本体協は同県からの要望を受け、開催地の財政負担軽減のために従来より補助金を増額し、日本スケート連盟と日本アイスホッケー連盟も開催経費を一部負担する。正式要請後、同県の三村申吾知事と八戸市の小林真市長が協議するが、関係者によると県側は開催に前向きという。17日に青森県庁などを訪れた日本体協の泉正文国体委員長は「年内に結論を出してほしい」と話した。

 冬季国体は施設の整った地域に限定され、数年おきに開催するケースが多く、自治体の財政負担が大きいため開催地選びが難航している。来年の第63回冬季国体(長野県)では、全日本スキー連盟が協賛社を募るなどして開催費の一部を負担する。

[2007年12月17日21時14分]

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