このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > ニュース


スポーツメニュー

日大残り3秒でV逃す/アメフト

関学に逆転負けし、スタンドの応援団に頭を下げる日本大学フェニックス
関学に逆転負けし、スタンドの応援団に頭を下げる日本大学フェニックス

<アメリカンフットボール甲子園ボウル:関学大41-38日大>◇16日◇大阪・長居陸上競技場◇3万2000人

 日大17年ぶりの夢が残りわずか3秒で散った。低迷を脱出し、21度目の大学日本一に挑んだが、試合終了まで残り3秒で、関学大のRB横山昌太(4年)に劇的な逆転タッチダウン(TD)を許し、38-41で敗れた。ミルズ杯(年間最優秀選手)には関学大QBの三原雄太(4年)が選ばれた。優勝した関学大は、来年1月3日に、社会人王者と日本選手権(ライスボウル)を戦う。

 残り3秒で、たった1ヤードの攻防だった。止めれば日大、TDなら関学大。最後のワンプレーで、密集になった日大DF陣の上を、関学大の横山が無情にも越えていった。その瞬間、日大の復活劇は幕を下ろした。内田正人監督は「優勝するつもりでいたのに、僕の責任です」と、肩をふるわせ号泣した。

 第4Q約5分で、10点差まで離された。しかし、そこから古豪の底力を発揮した。RB金が、キックオフリターンを、そのまま96ヤード独走でTD。3点差に迫ると、一進一退の攻防で約5分を残し38-34と逆転した。しかし、最後の最後で手のひらにあった勝利が転げ落ちた。

 かつての常勝軍団は、この十数年低迷した。01年には創部初の入れ替え戦に回った。しかし、03年に内田監督が就任。付属校からの人材発掘などで、今年、17年ぶりに甲子園ボウルの舞台を踏んだ。スタンドからは「また戻ってこいよ」の掛け声が相次いだ。敗れたとはいえ、フェニックス(不死鳥)は見事によみがえった。【吉松忠弘】

[2007年12月17日9時17分 紙面から]

  • エヌスクへ

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「日大残り3秒でV逃す/アメフト」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ