どーもです。連日紹介してきたグローブライドのニューモデル「オノフKURO」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンがオオトリです。このアイアン、なかなかご機嫌なアイアンですぜ!! 「オノフKURO」は何気に名器だと思っていますが、そんな思いをより強くさせるようなアイアンでした。というわけで、早速いってみましょう!


まずは見た目から。


先代同様中空構造ですが、新作はバックフェーストゥ側にウエートを装着。これはヘッド重量を重くすることで、より強い弾道が打てることを

狙っているようです。

フェースはコンパクト。先代よりもコンパクトになったイメージでした。なお、フェースのミーリングがハニカム模様になっていました。

ソールはやや狭めかな。少なくとも先代よりは狭めに見えました。

ネックはほんの少しだけグースが入った感じですかね。ボディは確実に厚みを増しています。重心深度は確保されると思います。

構えてみるとこんな感じ。見た目的には先代と大きな変更点はなさそうかなって感じでした。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR115」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角32度、ライ角62度、長さ36.75インチ、総重量430g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量110.5g、トルク1.6、中元調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。グリップは、ボクが太めが好きなので、やや細めにも感じますが、一般的にはいい感じの太さだと思います。スチールシャフトなので手でしならせてはいませんが、ワッグルしてみるとヘッドの動き方は少なめでした。素振りしてみると、バランス以上にヘッドを感じやすかったかな。


実際に打ってみると、先代も結構ご機嫌なアイアンでしたが、新作はさらにバランス良く進化したイメージですね。今回試打したモデルのシャフトは前回よりも重いモーダス115ですが、約2年たってボク自身は劣化しているはずなのに、なぜか気持ち良~く振れました。実際、先代試打時のHSよりも今回のほうが1m/s上がっているということに、ボク自身ビックリしました。ロフト角自体は32度と変わっていませんが、スピン量が約700rpm増えているにもかかわらず飛距離は4y伸びていました。もちろん、より振れていることが最大の要因だと思いますが、それ以外にもインパクト効率が上がっているようにも感じました。打ち出し角は約1.5度低くなっていましたが、スピン量を確保して飛ばすためでしょう。先代はロースピン高弾道で飛ばすモデルでしたが、新作は適性打ち出し角の強弾道で飛ばすといった感じかな。個人的には、新作の弾道のほうが好印象!


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS38.8m/s、初速49.6m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量5253.1rpm、サイドスピン-975.1rpm、飛距離170.4y

【ベスト】

HS39.0m/s、初速50.1m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量5555.1rpm、サイドスピン-799.0rpm、飛距離171.8y


打感はソリッド系ですがややマイルド感が勝っている感じ。中空構造ですが、打感からは分かりません。ひと昔前の中空アイアンと比較してはいけないのかもしれませんが、あの独特なつぶれ感はありません。音は小気味の良い中高音系でした。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら。


弾道的には高弾道ですね。先代も高弾道としていましたは、先代よりは低めだけど、一般的に32度でこれだけ上がってくれれば十分高弾道ですよね。スピン量もより確保され、弾道のコントロールがしやすそうなイメージでした。


出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。スピンが掛かりやすいということは、曲がる可能性もはらんでいるということでしょうが、思ったほどシビアじゃないかなって。その辺のバランスも絶妙ですわ~!


シャフトフィーリングですが、同125の軽量版かと思いきや、フィーリング的には切り返しで手元が若干しなる感じは同様だけど、同115は同105よりも先端剛性がより高く、インパクト効率が良さそうなイメージでした。先代試打は同105でしたが、実は弾道がちょっと低くなったのはこの先端剛性の高さかななんて思ったりしています。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS42m/sは欲しい感じ。HS40m/sくらいならシャフトは同105にしたほうが良さそうかな。いわゆるオートマチック系ではなく、弾道をある程度コントロールしたいアスリート系ゴルファー向けのイメージですが、決して難しいイメージがないから不思議!! 重量さえ合わせれば、90切りレベルなら十分使えそうなモデルかなってイメージでした。操作性や寛容性、飛距離などさまざまな面でかなりバランスが良いアイアンですね。これは名器の予感!!

<グローブライド「オノフ フォージド アイアン KURO(2021)」アイアン

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=軟鉄(S20C)、フェース=特殊バネ鋼SAE8655、ウエートスクリュー(4g=SUS)

■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR115」(S=110.5g/1.6/元調子)「同105」(S=98g/1.7/元調子)。カーボンシャフト「CBT:622I」(S=64g/3.5/中元調子)

■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)11万円、単品(#4、#5)各1本2万2000円。カーボンシャフト装着モデル5本セット12万1000円、単品各1本2万4200円。価格は全て税込み