世界ランク3位のディフェンディングチャンピオン田仁智(チョン・インジ、22=韓国)が、世界レベルの猛チャージを見せた。9バーディー、4ボギーの66で回り、通算イーブンパーの213で43位から11位に急浮上した。

 14番では残り100ヤードからの第3打をピンそば10センチにつけるなど、ショットが復調。自己最多に並ぶ9バーディーを奪った。「ボギーが4つも出たのは残念でしたが、2日間のオーバーパーを全て巻き返せたのは良かったと思います」と笑顔を見せた。

 前日、ホールアウト後のドライビングレンジでパク・ウォン・コーチの指導を受けた。「『いい位置にいたら行くよ』と言ってくれていたのですが、あまりにも成績が悪かったので慌てて駆けつけてくれたんです」。午前7時25分という早いスタートの日だったが、練習場が日没でクローズとなる午後5時半すぎまでみっちり打ち込んだ。「アドレスの際、下半身の安定感が出てきました」とうなずく。

 「明日頑張れば結果はついてくると思うので、それを信じてプレーしたいと思います」。直近のエビアン選手権を制すなど、米ツアー2勝はいずれもメジャー。スポット参戦した日本で挙げた2勝もメジャー。大舞台で強さを発揮してきた実績があるだけに、最終日に大逆転の可能性も十分だ。