竹田麗央(りお、熊本・合志中1年)が2オーバー74で回り、2位に4打差をつけるトップで西日本決勝大会(4月1、2日、佐賀・若木GC)に進出した。前半インは「アイアンが乗らず、アプローチが寄らず」の3ボギーと苦しんだが、後半は徐々に精度を取り戻してパーを重ね、9番で3メートルを入れて1アンダーで回った。「トータルアンダーで回りたかったので(1位も)あまりうれしいとは言えません」と、悔しさの方が勝っている様子だった。

 母は平瀬哲子、おばは平瀬真由美と、女子プロゴルフ界で活躍した姉妹の血を受けついでいる。「母からは飛ばすこととパッティングの大事さをいつも言われます」という。身長は母に近づく161センチになり、ドライバー飛距離も250ヤードまで伸びてきている。昨年はこの予選で落ちたが、今回は堂々のトップで西日本決勝大会へ。「日本と違う環境でやってみたら、日本でも生かせると思う」と、世界を視野に入れている。