鈴木隆太(千葉・野田第一中2年)が、同世代が風と難しいグリーンに苦しむ中、2位に5打差をつける1オーバー73の好スコアをマークして1位になった。

 「ショットが悪かったけど、いいパーパットが決まってくれました」と振り返る。スタートの1番でいきなり3メートルのパーパットを残したが、パーで切り抜けた。4番では右隣のホールに打ち込み、第3打でやっとグリーンに乗せただけだったが、7メートルのパーパットをねじ込んだ。バーディーは9番の1つだったが、粘りのゴルフをみせた。

 世界ジュニア出場を目標に、英語の塾に通っている。「世界ジュニアに出れば将来に役立つと思うし、外国人とコミュニケーションをとってみたい」という。東日本決勝大会に向けて「ドライバーが曲がるので修正したい。世界に行く自信はあります」と、世界舞台を引き寄せる覚悟だ。