昨年の世界ジュニア代表の松田正史(熊本・花陵中2年)と、森下響(きょう、兵庫・日新中2年)が2オーバー74で首位に並んだ。

 この日は同組で回り、松田は「うまいと聞いていたんで負けんようにせんといかんと思ってやった」という。16番で3メートルのバーディーを入れて、ボギーにした森下に追いついた。「ショットもパットも悪かったけど、ドライバーだけ、打てる範囲内に行ったので何とか耐えるゴルフができた」と振り返った。

 森下は170センチの大型選手で、ドライバー飛距離は270~280ヤードだが「このコースは狭く感じるのであまり振っていません」という。5番パー5(477ヤード)では残り230ヤードを3番ユーティリティーで4メートルに2オンし、イーグルを奪った。「でも、そのあと6、7番でボギーにしたので今日はよくない」と反省。「ドライバーは自信があるので、最終日はアイアンとアプローチがカギだと思います」と話した。

 最終日、2人は13-14歳男子の最終組でもう1度戦う。