通算9アンダーの4位で出た三ケ島かな(20=ランテック)は67をマークし、首位と1打差となる通算14アンダーの2位につけた。

 上位をキープしての決勝ラウンド。自然と緊張が体を包み、朝の練習からパット練習で調子が悪かったという。1番でボギー発進した後、上田桃子(31)が「焦っている時はゆっくり歩く」との秘訣(ひけつ)をゴルフ雑誌で明かしていたことを思い出して実践。

 3番でバーディーを決めてスコアを戻すと本調子になったという。三ケ島は「立ち直れて良かった。予選に通らなくて泣きそうになりながら練習していた時も上田さんに声をかけてもらって励まされた」と同じ九州出身の先輩に感謝した。