地元の北海道北広島市出身のルーキー小祝さくら(19=フリー)は2バーディー、2ボギー、2トリプルボギーの78と崩れて94位スタートとなった。前半の5番で2打目を右に曲げてOBに。後半14番は4パットしてしまうなど、2度のトリプルボギーをたたいた。それでも精神的に崩れることなかったという。

 前週のプロテストに合格し、1週間後でのプロデビュー戦だった。「結構、たたいてしまいましたね」と苦笑しながら「4パットとOBがなければ良かったのですが」と残念がった。地元出身選手らしく、以前から深交のあるプロ野球日本ハムやメジャーリーグでも活躍した元投手の建山義紀氏も応援に駆けつけるなど注目度は高い。小祝は「予選通過が厳しいラインにいると思いますが、頑張って予選通過を目指してスコアを縮めたい」と静かに燃えていた。