連続ノーボギーを更新中だった宮里優作(37)が、出だしの10番パー4でいきなり記録が途絶えた。前週のツアーワールド・カップを4日間ボギーなしで優勝。連続ノーボギー記録73を更新したまま今大会に臨んでいた。だが通常はパー5のコースをパー4で採用し、右へカーブするフェアウエーが、林で隠れる難コースにつかまった。

 宮里は「10番は本当に難しいですね」とボソリ。

 3バーディー、3ボギーの70でイーブンパー。「後半はラッキーもあったし、オーバーパーをしなかったのは明日につながる。でも、そういう時でもアンダーパーで回りたかったというのはありますね。ちょっと悔しい」と話した。

 連続ノーボギー記録は73ホールでストップし、横田真一が03年に達成したツアー記録となる83ホールの更新はならなかった。