男子ゴルフのダンロップ・フェニックス(16日開幕、宮崎・フェニックスCC)のプロアマ戦が15日、同コースで行われた。

 賞金ランク2位の宮里優作(37=フリー)は、世界ランク4位の松山英樹(25)、尾崎将司(70)という大会の歴代覇者がそろう最注目組に入った。「すてきな組に入れていただいてありがたい。僕が一番中立な立場かな(笑い)。英樹とは海外で練習ラウンドを結構一緒にやってるけど、試合でのプレーを見てみたかった。勉強するつもりで、英樹から何か盗んで帰れたらいい。ジャンボさんともしばらく回ってないから疎遠気味だったのでね」と笑い、開幕を心待ちにした。

 左右を林に囲まれたコースだけにティーショットの安定が鍵を握ることは間違いない。「ある程度はコントロールショットで」と精度重視で戦う構えだが、松山の飛距離も気になるのが正直なところ。「力が入っちゃうのが怖いから、英樹のショットは音だけ聞いて(弾道は見ないで)おきます」と作戦? を披露していた。