賞金ランクトップの鈴木愛(23=セールスフォース)が、ホールアウト時点で首位に立った。

 前半は4バーディー、ボギーなし。

 後半は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギー。67で回り、5アンダーで首位。

 今大会で今季3勝目を挙げ、賞金ランク2位のキム・ハヌルが6位以下なら、初の賞金女王が決まる。

 幸先のいいスタートを切った鈴木は「ショットの調子が戻ってきた」としながらも、ダブルボギーをたたいた後半の3番を思いだし「チェッという感じ。3番は残念なショットでした」と苦笑した。

 徳島県出身のため「地元(四国)で賞金女王争いができているので、たくさんの人が応援してくれた。気持ち良く回れた1日」と笑顔。第2ラウンド以降に向けては「ゴルフは何が起きるか分からない。この状態がずっと続くとも思えないので、まずは予選通過。そこからちょっとずつ目標を上げていこうかな」とはやる気持ちを抑えた。

 一方で、キム・ハヌルは3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダー。ホールアウト時点では24位。