女子ゴルフの賞金ランキング1位・鈴木愛(23=セールスフォース)が4年ぶりの日本人賞金女王を目指し、ツアー最終戦に臨む。

 23日に開幕するLPGAツアー選手権リコー杯に備え、22日には会場の宮崎CC(6448ヤード、パー72)で練習ラウンドを消化。13年の森田理香子以来となる日本人賞金女王の期待がかかり「多少なりともプレッシャーはあります。メディアの方も多くてビックリしています」と表情を引き締めた。その上で「賞金女王を取りたい思いがあります」と強調した。

 現在、1億3601万2631円を稼ぐ鈴木は、賞金ランク2位のキム・ハヌル(28=韓国)に1982万9631円差をつけている。賞金女王争いはハヌルの他、イ・ミニョン(25)、申ジエ(29=ともに韓国)の4人に絞られたが、鈴木が単独6位以上になれば賞金女王が確定する。