米男子ゴルフのファーマーズ・インシュアランス・オープンで1年ぶりの米ツアー復帰となるタイガー・ウッズ(米国)が開幕前日の24日、カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGCで記者会見に臨み「腰の痛みは全くない。とても楽しみにしている」と明るく語った。

 2013年まで7度制した得意の大会で「何度も勝っているコースに戻って来られてうれしい」と笑みを見せる。ただ、同様の状況で出た昨年大会は初日133位に沈み予選落ち。その翌週の大会を腰痛で途中棄権し、そのまま長期休養した。

 昨年12月に出た慈善大会から、体の状態には自信を示しているスーパースター。今回は23日に9ホール、24日はプロアマ戦で18ホールを回り「今年はラフが長くグリーンは硬い。とてもタフな戦いになる」と、久しぶりの真剣勝負をにらんだ。

 3週ぶりの試合となる松山英樹はプロアマ戦に出場した後、パットの調整に時間を割いた。松山はフィル・ミケルソン(米国)らと、ウッズはパトリック・リード(米国)らと25日朝(日本時間26日未明)から第1ラウンドに臨む。