ゲーリー・ウッドランド(米国)が、13年リノタホ・オープン以来となるツアー通算3勝目を挙げた。

 3打差8位から出たウッドランドは前半を5バーディー、ノーボギーの「30」で折り返すなど猛チャージで7つ伸ばし、通算18アンダーの266でホールアウト。最終組で5つ伸ばしたチェズ・リービー(米国)とのプレーオフとなり、18番パー4を使用する1ホール目でボギーをたたいたリービーに対し、しっかりとパーを拾って競り勝った。米ツアーはこれで4試合連続のプレーオフ決着となった。

 オリー・シュナイダージャンズとブレンダン・スティール(ともに米国)が3打差の3位。この大会3度の優勝を誇るフィル・ミケルソン(米国)は通算14アンダーの5位だった。

 単独首位から出たリッキー・ファウラー(米国)はティーショットを左の池に打ち込んだ15番パー5から痛恨の3連続ボギー。通算12アンダーの11位となり、16年に松山英樹とのプレーオフに敗れた大会での優勝はならなかった。

 今大会1週間の合計ギャラリー数は71万9179人。ツアー史上最多だった昨年大会の65万5434人を大きく上回った。