池田勇太(32=フリー)が1イーグル、5バーディー、3ボギーの68で回り、通算イーブンパーの144でカットラインギリギリながら予選を通過した。
第1ラウンドを4オーバーで102位と出遅れ、この日も2ボギーが先行した。本人が「悪いことが全部ぬけた」と振り返ったのが、折り返しの18番グリーンでの雷雲接近による中断。気持ちをリセットして臨んだ後半、スポットでコンビを組むハウスキャディーのジャレッドさんが「6バーディー取れる。とにかく6個縮めるつもりでやろう」とハッパを掛けてくれた。4番でバーディーを奪って反撃のろしを上げると、2オンに成功した4番パー5は3メートルを決めてイーグル。最終9番も2・5メートルをねじ込み、残り6ホールで5つ伸ばす驚異のカムバックで滑り込んだ。
予選落ちのない世界選手権シリーズを除き、今季参戦した米ツアー6試合目では初めてとなる決勝ラウンド進出。「最後まで自分でもハラハラドキドキ。このコースでこの舞台。大きいよ」とうなずき「日本連れて帰りたい」と支えてくれたキャディーへの感謝も口にした。
70人以上が予選を通過したことで、第1組を1人で回ることになった第3ラウンドは、セカンドカットを回避するミッションも課された。「いいねえ。1人で2時間くらいで回ろうかな。カメラマンも間に合わないくらいのスピードでさ」と笑わせつつ「このバックナインのゴルフを1日2回続ければいい。それをあと2日間やれればいい」。力強く、上だけを見て戦う。


