復活を目指す有村智恵(30=日本HP)が、6年ぶりのツアー優勝へ好発進した。8バーディー、1ボギーの65。7アンダーで首位と1打差2位につけた。6番パー3で10メートルを沈めるなどパターが絶好調。宮城・東北高の先輩で、昨年限りで引退した宮里藍さん(32)の冠大会で、12年以来のツアー14勝目を狙える位置につけた。
圧巻のバーディーラッシュだった。有村は6番パー3で10メートル、続く7番パー4で8メートルを沈めるなど前半だけで6バーディー。後半は2バーディー、1ボギーとし、7アンダーで首位と1打差2位で発進した。
第1日を1ケタ順位で終えるのは今季初。好調なパターを支えているのは「適当さ」だという。「ラインを読まなくなった。いい意味で遊び心を持って、直感を大事にした」と明かした。東北高で2学年上にあたる宮里藍さんの冠大会。期する思いがあった。
プロになってからも米ツアーで刺激を受けた。「完璧な人。努力のたまものでした。一緒にアメリカに行って、それを何十倍も実感した。彼女みたいにはなれない」。自身は15年限りで8年間保持した賞金シード権を喪失し、今季は予選会(QT)8位での参戦。12年9月の日本女子プロ選手権以来の復活Vへ。まずは偉大な先輩の前で最高の1歩を踏み出した。【益子浩一】

