ツアー参戦3年目の井上沙紀(21)が、初の首位発進した。台風7号の影響で暴風雨となり、2時間遅れのスタート。悪天候にもかかわらず、井上は4バーディー、3ボギーの71。出場108人中、唯一のアンダーパーとなる1アンダーで、単独首位に立った。

 福岡県出身。小学校時代はラグビー少年団でFWをしていたという井上は「何年もショットが悪くて、パーが精いっぱいのゴルフでした。気持ち的に1歩前進した」と笑顔で話した。

 1打差2位にベテランの山口裕子(42)がつけた。