68で回り、通算7アンダーの30位で予選通過した畑岡奈紗(19=森ビル)は2日連続となるノーボギーのラウンドだった。

 「ショットもパットもいまいちだったが、結果的にノーボギー、アンダーパーで上がれて良かった」と振り返った。インスタートの13番パー5でピン上1メートルのパットを沈めてバーディー先行。15番パー5も2オンこそ逃したものの、ピン下20センチにつけて難なく2つめのバーディーを奪った。後半3番パー5で第1打が右のハザードにつかまったものの、ドロップ後の第3打でフェアウエーをキープ。第4打でカップ横30センチにつける好アプローチ。パーセーブでピンチを乗り切った。

 首位が通算16アンダーまで伸び、9打差で迎える決勝ラウンド2日間。畑岡は「明日がすごく重要。みんな伸ばすと思うので、自分も良い流れで乗れるようにしたい。パターの読みとスピードがうまく合っていないが、あと2日あるので修正してスコアを伸ばしたい」と気持ちを切り替えていた。