横山翔伍(宮崎・姫城中2年)が4アンダー68の好スコアで回り、通算4アンダー140で首位に3打差の5位に浮上した。

 「朝の練習から3~4メートルのパットがよかったから自信があった」というように、インスタートの10、11番で3メートル前後のパットを沈める連続バーディー発進した。18番で「風を間違えてクラブ選択ミスして、自分でもびっくりした」と、グリーンまで40ヤードもショートするミスショットでボギーにしたが、気持ちは途切れなかった。

 折り返して終盤、7番で3メートル、8番で2メートルを入れ、9番ではピン手前のカラーから3メートルを入れる3連続バーディーで締め「狙っていたスコアより良かった」と笑顔を見せた。初出場で、この日は途中で競技委員から「遅れているから急げと言われたと思う」といい「日本だと最初にホールアウトした人が必ずピンを持つのに、先に次のティーグラウンドに行って打つ準備を始めた。えっと思ったけど、自分もまねしました」と、世界ジュニアでの進行方法にも戸惑わずに対応できた。

 「ショットがいいので、ピンに向かっていくのはわかっている。それが入るか入らないか。最終日は入ることだけ信じてやります」と、逆転に意欲を見せた。