マニラ生まれのアンジェロ・キュー(39=フィリピン)が、日本ツアー初優勝を飾った。首位と1打差3位から出て6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算17アンダーで逆転した。

アジアンツアーでは3勝を挙げ、15年から日本ツアーに本格参戦していた。

優勝スピーチでは「日本で初めての勝利。まだうれしさをかみしめている最中です。言葉にできない。特に、キャディーと家族には感謝を伝えたい。(台風で)天候がどうなるか心配だったけれど、勝つことができてうれしい」と語った。

トップ5は外国籍選手が独占。同15アンダーの2位にW・J・リー(豪州)とY・E・ヤン(韓国)。

同13アンダーの4位に李尚熹(イ・サンヒ、韓国)とJ・パグンサン(フィリピン)。

日本勢は秋吉翔太と木下裕太が、同12アンダーの6位で最高。首位から出た池田勇太は73とスコアを落とし、同11アンダーの8位に終わった。

片山晋呉は同9アンダーの13位。小平智は同7アンダーの17位。石川遼は同2アンダーの40位だった。