ツアー通算3勝の片岡大育(だいすけ、30=日立キャピタル)が、今季初Vを射程圏に捉えた。14位から出て8バーディー、3ボギーの67で回り、通算8アンダー。首位と3打差で、日本人トップの4位に浮上。出だしの10番パー4でOBを打ちながら、10メートルのボギーパットを沈めて傷を最小限にとどめた。
いきなり訪れたピンチで、傷は最小限に食い止めた。片岡はインスタートの10番パー4で、「ライが沈んでいた」という左ラフからの第2打をOB。打ち直しをグリーンに乗せると、10メートルのボギーパットを沈めた。続く11番パー4では残り135ヤードを9番アイアンで50センチへピタリ。13番パー3でも4メートルのバーディーパットを入れて勢いをつけた。4位へ浮上し、今季初Vを狙える位置で予選を突破した。
今季は海外ツアーを転戦したこともあり、賞金ランクは61位。「下の方にいるので周りからは『大丈夫か?』と言われる。成績を出して、安心させないといけないですね」。昨年9月のツアー優勝で、来季までシード権を保持するとはいえ「もっと稼ぎたい」というのが本心だ。この日の8バーディーは自己最多タイで、4位は各日を通じて今季最高順位。ツアー4勝目へ、加速する。【益子浩一】

