17年賞金女王の鈴木愛(25=セールスフォース)が、1カ月ぶりにツアー復帰する。

左手親指腱(けん)の炎症で国内メジャー・日本女子オープンを含む4試合を欠場。都内の病院で治療とリハビリを続け、9位に入ったデサントレディース東海クラシック(9月20~22日、愛知)以来の出場になる。

「親指がすごく痛くて、パターを握るのにも影響があった。やっと先週くらいから練習ができるようになりました。1カ月休んだので、気持ち的にはリフレッシュしています」

今季4勝を挙げているが、賞金ランクでは首位申ジエ(韓国)に約3267万円差の4位。今大会は優勝3600万円の高額賞金がかかっており、結果次第では一気に女王争いに食い込む可能性がある。

鈴木は「まだ優勝争いができるレベルまでは(指の具合が)いっていない。欲張ると良くないので、あまり自分に期待せずに4日間を完走することだけを考えます」と謙虚に語った。