首位から出た鈴木愛(25=セールスフォース)が、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算14アンダー、202で今季5勝目、通算14勝目を挙げた。

4つスコアを伸ばして迎えた後半15番で初のボギーをたたき、バーディーを取った2位の申ジエに1打差に迫られたが、16番でバーディー。

1打差で迎えた17番パー4では、第1打をフェアウエー右のカート道横のラフに打ち込んだが、何とかパーをセーブ。申ジエも2メートルのバーディーパットを外し、1打差をキープ。

最終18番パー5では、第2打をグリーン右バンカーに外した申に対し、鈴木はグリーン右に同じように外した。バンカーからの脱出に失敗し、何とかパーをセーブした申に対し、鈴木は第3打を寄せきれなかったがパー。緊迫した終盤勝負を1打差で逃げ切った。

鈴木は優勝賞金1440万円を加え、獲得賞金が4年連続で1億円を突破した。2位は13アンダーで申ジエ。小祝さくらは12アンダーで3位に入った。