女子ゴルファーの河本結(21=リコー)が、大リーグ・ヤンキースの田中将大投手の教えを受けて、米ツアーに挑戦する。

12日、今季からの米ツアー挑戦のため成田発の便で米国へ旅立った。河本は昨年末の米ツアー最終予選会(QT)で9位に入り一部出場資格を得た。まずは、今季第2戦となるゲインブリッジ(LPGA)のマンデートーナメント(20日)に本戦出場をかけ出場する。

オフに知人を介し一緒にラウンドした田中に米国での話を聞いた。「いろんな方とオフにお会いして、話を聞けた。(田中と同じ)厳しい世界に身を置き、その中で自分らしさを貫いて、大きくなれたら」と前向きに話していた。元旦には故郷・松山市の椿神社に初詣。今季を一緒に戦うチーム結のメンバーの健康を願うとともに、「ビッグになれますように。強くなれますように」とお願いしたという。

今季の目標を「米ツアーで賞金ランク5位以内に入る」「国内ツアーで1勝を挙げる」と話した。米国で戦うため、フロリダ州のオーランドに知人の家を借り、活動拠点も決めた。同じ黄金世代で米ツアー4年目となる畑岡奈紗を目標に「まずは、ナッサーに肩を並べられるように頑張りたい」と活躍を誓った。