日本ツアーの元賞金女王イ・ボミ(31)は、2バーディー、3ボギーの73、通算5オーバーの221で97位となり、最終ラウンドに進出できなかった。最終ラウンド進出は、イーブンパー、216までの72人で、5打及ばなかった。ホールアウト後のコメントは以下の通り。

-大会を終えた感想は

イ・ボミ(以下、イ) 久しぶりの試合でアイアンの距離感がつかめず、チャンスをなかなかつくることができませんでした。チャンスになっても、確実にバーディーが取れないので、いい流れに乗れなかったです。グリーンのラインの読みもうまくいかず、ミスパットが多かったです。全体的に悪くはないのですが、流れに乗れなかったですね。課題がつかめただけでも、収穫があった試合でした。

-コースコンディションは

イ 初めてプレーするゴルフ場で、なかなかイメージ通りにはいかなかったです。アンジュレーションがあり、風も吹いていますし、グリーンの傾斜も多く、ショットは狙ったところにいかず、ミスショットが多かったですね。グリーンに関しては初日はかなり速くて難しかったですが、2日目に雨が降って状態はすごく良くなりました。

-無観客試合については

イ 去年、日本で無観客でプレーしたので違和感はそこまでありませんでしたが、ワクワク感や楽しい気持ちにはなれなかったですね。久しぶりの母国での試合なので、ファンにもいい姿を見せたかったのですが、ゴルフ場では直接見せられなかったのが残念でした。ファンの声や拍手で選手も力をもらえるのですが、それがなかったことが残念です。

-ゴルフ場での防疫対策について感じたことは

イ 選手が集まるパッティンググリーンでは必ずマスクを着用しましたし、毎日体温チェックも欠かさず行いました。選手たちは対策に対して理解し、とても気を付けて行動していました。みんなが感染しないように対策が徹底されていましたが、不便な部分は特にありませんでした。

-久しぶりの試合だったが、今の気持ちは

イ 早く日本のツアーも始まってほしいなと思いました。久しぶりに韓国のコースは難しい部分もありました。私は日本のコースに慣れている状況なので、早く試合がしたいと強く思いました。

-今後の予定は

イ 日本の試合はまだ中止が続いていますし、韓国ではこのあとの試合も開催するそうですが、まだそこに出るのかは現時点では決まっていません。今回の試合を機に、課題克服に取り組みます。