新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、史上4番目、第2次世界大戦後最長となる、91日の中断を経て行われた再開初戦は148人が出場した。

全選手、キャディーが検温やPCR検査を義務づけられ、ソーシャルディスタンスの保持が求められるため、握手やハイタッチも禁じられる中、無観客で開幕した。

松山英樹、小平智の日本勢、タイガー・ウッズは出場しなかったが、世界ランキング1~5位が勢ぞろいするなど、トップ選手が集結した。その中で、16年リオ五輪金メダリストのジャスティン・ローズ(英国)とハロルド・バーナー(米国)が、7アンダーで首位に立った。世界ランキング4位のジャスティン・トーマスら4人が、1打差の3位で追う。

また世界ランキング1位のロリー・マキロイ(英国)、同2位のジョン・ラーム(スペイン)、同3位のブルックス・ケプカ(米国)は同組でラウンドした。マキロイ、ケプカは2アンダーで39位、ラームが1アンダーで57位と、そろって大崩れはしなかったが、スタートダッシュとまではいかなかった。