女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミン・カップで5位と大健闘した西郷真央(18=大東建託)が13日、第2戦NEC軽井沢72の練習ラウンド後に背中を痛めていることを明かした。

開幕戦で優勝争いを演じ一躍注目を浴びた。アースの反省を生かし、課題に取り組むつもりだったが、7月の日本女子オープンの予選会に出場中に、背中の筋肉を痛めてしまったという。

「アイアンショットのテークバックを上げたときに、(背中が)ぴっときました。トレーニングでやりたかったこともできませんでした」と話した。

故障から2週間後にハーフを回ったが、そこで再び痛みが出て練習ラウンドもこなせなかった。「まだしっかり振ったら痛みがある。あまりパワー的な打ち方ができないので、8割ぐらいしか振れない」という。

師匠のジャンボ尾崎には、開幕戦最終日にジャンボ邸で成績の報告をした。最終日の優勝争いで池ポチャ(9番)したことに「気前がいいな。大会を盛り上げたな」と皮肉を言われたという。それでも「いつものスイングじゃなかった」とアドバイスされ「そういう部分で一からやりなおさないといけないと思いました」と気持ちを新たにした。

大会に向け「アースのときより、ショットの仕上がりは今の方が自信がある」と、アース以上の成績を目指してプロ2戦目に挑む。