男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(78)が、仕事始めの5日、都内のJGTO事務所で新年の抱負を語った。国内ツアーは男女とも、20年とシーズンが統合されており、男子のスローガンは「感動、感喜、感謝」を継続。あらためて色紙にスローガンを書いた青木会長は「感動、感喜(歓喜)、感謝を与えたり、与えられたりという1年にしたい。どうすればプロゴルフが社会貢献できるか。ゴルファーの存在価値を表現したい」と語った。

昨年は新型コロナウイルス感染症対策で、国内では開催5試合にとどまり、全て無観客だった。それだけに今季への強い思いがある。アマチュア世界ランキング1位の中島啓太(日体大)らの名を挙げ「特に有望なアマチュアが6人ぐらいはいる。彼らがプロになった時は楽しみ」と、人気上昇を心待ちにしていた。