アウトからの1組目でスタートした西郷真央(19=大東建託)が前半9ホールを6アンダーの30で折り返した。

パー4の2番で初バーディーを奪うと、そこから5番まで4連続バーディー。6番のパーセーブを挟み、7番、8番も連続バーディーとしてスコアを伸ばした。

西郷は19年のプロテストで最年少合格を果たしてプロ入りしたルーキー。21年と統合シーズンとなった20年は14試合に出場し、最高成績は8月のNEC軽井沢72の5位だった。

尾崎将司が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生で、19年には日本女子アマチュア選手権で優勝するなど早くからその才能が注目されていた逸材。念願の初優勝へ向けて幸先のいいスタートを切った。